―木造住宅の常識を超える― @耐震工法 » 木造軸組工法の強い味方!金物工法のメーカー一覧 » 株式会社エス・ジー・シー

株式会社エス・ジー・シー

株式会社エス・ジー・シーは、茨城県結城郡に本社を構える事業者です。この記事では、同社が展開する工法や特徴などを解説しています。

株式会社エス・ジー・シー|JSメタル工法について

株式会社エス・ジー・シー
画像引用元:株式会社エス・ジー・シー公式HP(https://www.s-g-c.jp/products/jsmetal/)

株式会社エス・ジー・シーは、木材接合金物「JSメタル金物」を用いた「JSメタル工法」を提供しています。「JSメタル工法」は、オリジナル金物を用いてドリフトピンを打つだけで木材を接合できるようにした工法といえるでしょう。施工時間の短縮・建物強度の向上などを期待できます。

JSメタル工法の特徴は、木材に6mm厚のワンスリットを入れてからドリフトピンをハンマーで打ち込むだけで木材を接合できることです。具体的には、9種類のJSメタルとドリフトピンを用いて作業を行います。断面欠損が少ないうえ、ボトル締めにみられる木材の収縮を原因とするボルトのゆるみがありません。

JSメタルの強みは、在来工法に比べて横架材仕口強度が優れていることです。したがって、耐震性の向上を期待できます。この点が評価されて、東日本大震災においては応急仮設住宅に「JSメタル+外壁パネル工法」が採用されています。

設計・施工の自由度が高い点もJSメタルの強みとしてあげられます。ポイントは、それぞれの金物が独立していることといえるでしょう。また、設置に大きなスペースを必要としないため外壁パネルも取り付けやすい傾向があります。

おすすめの金物メーカーをご紹介
新築住宅着工の減少—。
今後、中小工務店は淘汰される時代へ突入

新築住宅着工の減少、大工の職人不足、施主が求めるニーズの細分化など、今後の住宅業界は激しい市場変化が予測されます。このような市場変化に柔軟に対応し、淘汰される時代を生き抜くには他社と差別化を図り、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。そこで、各金物メーカーが提供している金物を使用し、どんな付加価値を顧客に提供できるのか調査!おすすめの金物メーカーをご紹介します。

JSメタル工法を提供している株式会社エス・ジー・シーとは?

株式会社エス・ジー・シーの公式HPキャプチャ
画像引用元:株式会社エス・ジー・シー公式HP(https://www.s-g-c.jp/)

外壁パネルを生産

株式会社エス・ジー・シーは、自社パネル生産工場で外壁パネルを一括生産しています。工場の特徴は、構造強度・温熱に対する性能表示に対応する品質の均一化を図れることです。床・壁・天井・屋根をパネル化できる点も見逃せません。また、物流管理にも力を入れているため、現場の状況に合わせたジャストインの配送が可能です。現場では、施工済みのパネルをはめ込む作業が中心になります。

断熱材も製造・販売

ペットウールと呼ばれる断熱材の製造と販売も手掛けています。ペットウールは、ポリエステル繊維を用いた断熱材です。特徴は、燃焼時にガスが発生しにくいことです。また、空気を多く含んでいるため熱を伝えにくい特性も備えています(熱伝導率0.040W/mk)。ポリエステルを材料とするため、ポリエステル製品に再利用できる点もポイントです。

JSメタル工法で年間150棟

JSメタル工法での軸組件数は年間約150棟です。住宅・非住宅における壁パネルでの建設件数は年間約2,000棟となっています。ちなみに、東日本大震災で福島県内に提供した仮設住宅は109棟です。(以上、公式サイトで2022年11月に確認)。金物工法を用いた木造軸組と壁パネルで、株式会社エス・ジー・シーは社会貢献を目指しています。

JSメタル工法を導入する方法

株式会社エス・ジー・シーは、電話・FAX・メールで製品の製造・申し込み・購入に関する質問や問い合わせを受け付けています。もちろん、JSメタルに関する質問などをすることも可能です。

イラスト
「耐震工法」×「+α」で
売上げ・商品力アップ!
他社と差別化したい工務店に
おすすめの
住宅工法メーカー3社
イラスト

先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。