―木造住宅の常識を超える― @耐震工法 » 木造軸組工法の強い味方!金物工法のメーカー一覧 » 岡部株式会社

岡部株式会社

ここでは、岡部株式会社が展開する木造壁柱工法ピタットベースFrontierの特徴や使用する金物などについて紹介しています。

岡部株式会社|木造壁柱工法ピタットベースFrontierについて

岡部株式会社の木造壁柱工法ピタットベースFrontier
画像引用元:岡部株式会社公式HP(https://www.okabe.co.jp/products/data.php?no=377)

木造壁柱工法ピタットベースFrontierは、壁と柱の役割を兼ね備える壁柱の両端に岡部株式会社が展開している高耐力柱脚金物「ピタットベース」を取り付ける工法です。壁柱は、水平荷重の負担と鉛直荷重の負担に対応します。ポイントは、壁倍率相当約10倍(壁柱幅450mmの場合)の壁柱性能を期待できることと壁を小さくして大開口の間口を実現できる可能性があることです。

例えば、狭小住宅におけるビルドインガレージの間口を大きくするなどを検討できます。木造壁柱工法ピタットベースFrontierに使用する構造用集成材は、JAS規格のもの(同一等級構成・異等級構成)であれば樹種に制限はありません。木造壁柱工法を利用すれば、施主の要望に応えやすくなるでしょう。

高耐力柱脚金物「ピタットベース」の特長は、柱脚に引張の力がかかると断面の狭い部分が伸びて引張の力を吸収することとアンカーボルトの施工誤差±15mmまで吸収することです。断続的に湿潤状態になる環境での短期許容引張耐力は60.0kN、短期許容せん断耐力は20.0kN、短期許容圧縮耐力は102.2kNとなっています。

おすすめの金物メーカーをご紹介
新築住宅着工の減少—。
今後、中小工務店は淘汰される時代へ突入

新築住宅着工の減少、大工の職人不足、施主が求めるニーズの細分化など、今後の住宅業界は激しい市場変化が予測されます。このような市場変化に柔軟に対応し、淘汰される時代を生き抜くには他社と差別化を図り、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。そこで、各金物メーカーが提供している金物を使用し、どんな付加価値を顧客に提供できるのか調査!おすすめの金物メーカーをご紹介します。

木造壁柱工法ピタットベースFrontierを提供している岡部株式会社とは?

岡部株式会社の公式HPキャプチャ
画像引用元:岡部株式会社公式HP(https://www.okabe.co.jp/)

耐震工事製品などを展開

岡部株式会社は、1917年に創業、1944年に設立された会社です。現在の本社は、東京都墨田区にあります。主な事業は、耐震工事関連製品、仮設工事関連製品、鉄筋工事関連製品、鉄骨工事関連製品などの展開です。

例えば、耐震工事関連製品では、木造壁柱工法ピタットベースFrontier、木造高耐力柱脚金物「ピタットベース」のほか、たすき掛け筋かい補強金物「ブレスターX」、木造筋かい用接合金物「ブレスターZ600」などを展開しています。ちなみに、「ブレスターX」は「ブレスターZ600」の専用金物です。セットで設置することにより、たすき掛け筋かいの座屈を抑える働きを期待できます。岡部株式会社は、商品力に強みがある会社といえるでしょう。

学校・庁舎等の耐震改修工事に対応

岡部株式会社には、工事グループがあります。工事グループは、耐震改修工事などに対応しています。具体的には、鉄骨ブレース補強・柱梁補強・橋梁耐震・橋梁補修などに対応しています。過去には、学校校舎・学校体育館・庁舎・商業施設・公共住宅などの耐震改修工事を行った実績があります。

木造壁柱工法ピタットベースFrontierを導入する方法

導入には、岡部株式会社の支店・営業部へのお問い合わせが必要です。使用する場合の基礎幅、基礎梁の仕様、壁量計算での使用の可否、取付方法などは公式ホームページに記載されています。

イラスト
「耐震工法」×「+α」で
売上げ・商品力アップ!
他社と差別化したい工務店に
おすすめの
住宅工法メーカー3社
イラスト

先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。