ポラス株式会社では、PSコネクターを使用した金物工法を提供しています。ここではPSコネクターの特徴や導入する方法、ポラス株式会社の特徴などを紹介します。
ポラス株式会社が提供しているのは、オリジナル金物であるPSコネクター(梁接合金物B・ロック、柱接合金物P・ロック)を使用した金物工法です。PSコネクターは研究所のさまざまな自社施設を活用し、企画・開発を実施。製造は金物メーカーへと委託生産を行っています。PSコネクターは大きく、梁接合金物B・ロックと柱接合金物P・ロックに分類されます。
梁接合金物B・ロックの特徴は主に3つの特徴があり、1つ目の特徴はワンサイズ金物であること。1種類の金物で、梁せい120~450mmまで対応可能。取り付けの際に場所ごとに金物を選ぶ煩わしさがなく、施工ミスも発生しづらいのが特徴です。
2つ目は、在来仕口との組み合わせが可能なこと。力の負担が少ない部位は在来仕口で、その他はPSコネクターを使用する、など在来仕口との併用も可能です。同一階であっても併用でき、ローコスト設計の強い味方となってくれます。
3つ目の特徴は、ワンスリット加工であること。化粧梁での使用でも、見上げるとすっきりのワンスリット加工です。必要であれば下から梁を入れることもできます。
次に柱接合金物P・ロックの特徴について解説していきます。主な特徴は4つあり、1つ目の特徴は、クロスピン接合で高強度であること。特許技術である独自のクロスピン接合で、40kN(補正金物付は40kN)の引き抜き耐力を発生させます。
次に、美しく魅せる芯収まり。ホゾ仕口が柱の回転を抑えるため、在来の蟻仕口との併用が可能。コストダウンも叶えられます。
3つ目の特徴は、プレセット搬入で取り付けやすい点。工場で事前に組み込まれた状態で搬入されるため、現場での組み立て作業が効率的に行えます。
4つ目は、補助金具でズレをカバーできる点。アンカーボルトの芯がずれている場合でも、±20mmの範囲をカバーするオリジナル補正金物がズレをカバーします。
新築住宅着工の減少、大工の職人不足、施主が求めるニーズの細分化など、今後の住宅業界は激しい市場変化が予測されます。このような市場変化に柔軟に対応し、淘汰される時代を生き抜くには他社と差別化を図り、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。そこで、各金物メーカーが提供している金物を使用し、どんな付加価値を顧客に提供できるのか調査!おすすめの金物メーカーをご紹介します。
ポラス株式会社は、1969年に不動産会社として設立されました。会社の設立後の業績は創業8年で売り上げ・利益ともに埼玉県のトップに躍進するまでに成長したものの、一方でクレームが続々と発生するという事態に見舞われた経験があります。
そのクレームを何とかしなくてはいけない、という熱い思いを持ち、地域密着型経営と直営責任一貫体制という考え方に行き着きました。
販売エリアを限定して地域に根差したスピーディーな対応をすること、そして住宅すべての工程で下請け業者などに任せることなく自ら責任を持つことにこだわっています。
ポラス株式会社では、耐震性能と空間の設計自由度を両立するために開発されたオリジナル構造技術が他にもあります。
開口部と耐力壁を自由にレイアウトできる構造技術
幅455mmという狭い幅で、耐力壁としての設計が可能な構造技術
透明な部材を用いた耐力壁で、設計の可能性を拡げる構造技術
ポラス株式会社のオリジナル金物であるPSコネクターを使った金物工法を導入したいときは、ポラスグループのホームページで問い合わせを受け付けています。
先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。