山西は、名古屋市中区に本社を構える会社です。販売事業のほか、生産事業や支援事業に力を入れています。ここでは、山西が取り扱っている金物工法である「プロウッド・スタンダード工法」の特徴や、会社の詳細などについて紹介します。
山西ではいくつかの金物工法を取り扱っています。代表的な種類は、プロウッド・スタンダード工法、HSZ/HSS工法、クレテック工法、プレセッタータイプM、テックワンP3などです。
プロウッド・スタンダード工法とは、木造軸組工法や2×4工法、鉄骨工法など、さまざまな工法における長所を抽出し、進化させたハイブリッド工法のことをいいます。
大きな特徴とも言えるのが、構造強度です。住まいの重量を均一に支えることにより、高い構造強度を誇ります。そのため、従来の木造住宅では難しいような自由な間取り、3階建て、増改築などにも対応可能な工法です。
オリジナルの接合金物を用いることにより、高強度を可能としました。
新築住宅着工の減少、大工の職人不足、施主が求めるニーズの細分化など、今後の住宅業界は激しい市場変化が予測されます。このような市場変化に柔軟に対応し、淘汰される時代を生き抜くには他社と差別化を図り、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。そこで、各金物メーカーが提供している金物を使用し、どんな付加価値を顧客に提供できるのか調査!おすすめの金物メーカーをご紹介します。
山西が設立されたのは、1953年のことです。名古屋市内新堀川沿いに山西木材株式会社を設立しました。
もともとは丸太の原木商を営んでいましたが、その後小売商に転身し、多店舗展開販売網を形成していきます。
プレカット事業2×4事業へも参入し、現在は木材や建材など取り扱う販売事業、プレカット事業やホームコンポーネント事業を行う生産授業、建築法支援や耐震工法などに取り組んでいる支援事業と、さまざまな事業・商品に対応しています。
山西では、ニーズに合わせる形で特殊加工にも対応してくれます。構造材のほか、羽柄材・合板・在来パネルといったものをすべて一拠点で加工できる生産体制が整えられているため、迅速な対応や品質の高さも期待できるでしょう。
構えているプレカット工場には、専属の大工が多数所属しています。そのため、機械での加工が難しいものなどについても柔軟に対応してくれるのが特徴です。
手工法では大黒柱や多角形柱、地棟丸柱、丸太柱、その他に対応してくれます。在来パネル加工についても、床パネル・壁パネル・屋根パネル・妻壁パネル全ての部材といったものの加工の相談が可能です。
山西では古くからプレカット事業に取り組んでおり、基幹事業所でもあります。横架材加工ライン、羽柄材加工ライン、柱材加工ライン、合板加工ライン、金物工法加工ラインが用意されていて、さまざまな対応が可能です。
生産工場を2つ構えることにより、万が一大きな災害などが発生した際にも生産機能を止めることなく提供し続けられる体制を整えています。
ISO9001認証による高い品質管理を行っているため、品質管理に力を入れている会社に相談をしたいと考えている場合にも向いているでしょう。山西から発送される製品は、すべてISO9001規格に準じる形で製造されています。
プロウッド・スタンダード工法を導入する方法について、公式サイトに詳しい情報が形成されていませんでした。詳細について知りたい方は、直接山西までお問い合わせください。
問い合わせ方法としては、電話のほかにお問い合わせフォームが用意されています。電話の対応時間は不明です。
資材の問い合わせについても専用フォームが用意されているので、こちらも気になる方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。