さまざまな目標が掲げられている2030年。SDGsがその代表例ですが、住宅業界でも省エネZEH基準や太陽光6割設置等の目標が定められています。待ったなしの脱炭素時代へ突入。これから訪れる住宅業界の未来から、工務店が今すぐ取りたい戦略とおすすめの金物メーカーについてもご紹介します。
各金物メーカーが提供している金物を使用し、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。各金物メーカーの特徴をピックアップしているので、ぜひ参考にご覧ください。
木造軸組工法の金物メーカーを調査!3つの力に注目しました。【実力】信頼できる実績として、公式サイトにメーカーの提供する金物・工法を使用している施工事例が掲載されている
【耐震力】顧客のニーズに応えつつも耐震性の担保のためには構造計算は必須!構造計算のサービスを提供している
【設計力】戸建て住宅・非住宅も建築可能な強固な金物を提供している。
「金物工法 メーカー」でグーグル検索。表示された上位8社のうち、3つの力の選定条件に該当する3社をピックアップ。公式サイトで情報が確認できた会社を選定しています。2022年1月31日調査時点。
独自のSE金物を採用!優れた耐震性を担保しながら、
木造住宅でも自由度の高い設計が可能
接合部にSE金物を使用し、強度を高めています。柱・梁は集成材、壁には9mmと12mmの針葉樹合板、床は28mm合板を採用。SE構法では、1棟1棟すべてを構造計算。今まで木造では難しいと考えられていた空間デザイン、木造建築物がSE構法なら実現できます。
熟練の技術を必要としないシステム
初めての施工者でも対応できる簡単なシステムを採用。マニュアルに沿ってドリフトピンやボルト締めをするだけで施工できるので、熟練度によって建物の品質が左右されません。また、高耐力で断面欠損が少ないので、補強用の金物が不要です。ストローグを導入することで、補強の金物や断熱材の施工の手間を省けるため、2人ほど作業削減につながります。結果、建設コストを抑えることができます。※参照元:ストローグ(https://stroog.com/report/c/column/page/2/)
カネシン独自のサービス、耐熱・耐震リフォーム「K2耐震LaZo工法」
BXカネシンの金物工法は、1ピース型のプレセッターSUと2ピース型のプレセッターがあります。1ピース型は、受け側の柱に金物を取付けます。2ピース型は受け側の柱と掛け側の柱にも金物を取付けます。また、2ピース型のプレセッターには、無垢材に対応したプレセッタータイプM、狭小地などに対応しているプレセッター門型フレームがあります。
また、カネシンでは住みながらできる耐熱・耐震リフォーム「K2耐震LaZo工法」を提供しています。外壁を撤去せず、住人が暮らしながら工事ができるので、仮住まいの手間や無駄なコストもかからないリフォームを顧客に提案できます。
新築住宅の着工数の減少は加速しています。少子高齢化が進む中、今後も新築住宅の着工数が増える可能性は低いといえます。そこで、工務店やハウスメーカーは、中規模木造住宅への進出を視野に入れましょう。
少子高齢化の影響で、大工の職人不足が深刻化しています。今後はますます労働人口は減っていくばかり。人材の確保よりも、施工を合理化できる金物工法を採用したいところです。金物工法は熟練性を問わない工法のため、職人の技量によって品質にバラつきが生じる心配がなくなります。また、施工が省略化されることで、現場への負担を軽減できるでしょう。
自然災害が多い日本では消費者は安心・安全を求めています。耐震・制震金物を積極的に採用したり、長期優良住宅を標準化させたりする必要性があるでしょう。新築住宅の着工数自体が減少している現代では、平均的な家づくりでは集客できなくなります。消費者へ保証サービスの充実化を図ることで、自社の強みをつくることが大切です。
今後に備えるには、まず消費者のニーズを細分化しましょう。ニーズを細分化すると、断熱性・耐震性・デザイン性を重視する消費者が多いと分かります。ニーズを細分化したら、自社が応えられる強みを創出してください。集客効果が期待できる自社の強みとなります。
耐震補強の工事に対応すると、メンテナンスやリフォーム需要を取り込むことができます。実は、リフォーム工事の平均単価は、事業規模が小さい会社の方が高い傾向があり、リフォーム工事に対応するだけでも売上アップが期待できます。特に、繰り返し来る地震に備えて耐震補強を検討する人は多いため、対応できる工事を増やすのも一つの手です。
ここからは、金物工法を扱っているメーカーを一覧で紹介していきます。各社の特徴を踏まえて取り入れる工法を検討してみましょう。
SE構法・SE金物を提供している会社。構造計算も対応しており、構造加工品と構造計算書をあわせて出荷。また、長期優良住宅の認定手続きもサポートしているので、自社の強みとして訴求できます。600時間にわたって塩水を噴霧し続けた試験でも、試験前と同等の品質を保つことを証明しています。
ナットレス金物工法、SSマルチ工法を提供している会社です。ナットがなくても金物を取り付けられる施工性で、現場の負担を軽減させます。また、ドリフトピンの本数を少なくしており、耐力を確保しながらも簡単に施工することが可能。自社工場で材料の選定から生産、梱包まで一貫して行うことで品質を担保しています。
金物のテックワンを提供している会社。溝をカットする際にできる欠損部を少なくしています。木材の中に収まりやすいので、強度を高められるのが特徴です。2014年時点では金物工法の供給はシェア52%を占めています。全国に対応プレカット工場があるので、合理化されたコストになっているほか、全国どこからでも導入しやすくなっています。
会社名と同じストローグと呼ばれる、一般的な金物工法よりも断面欠損が小さい工法を提供しています。小さなコネクトを採用しているので、大開口や大空間も実現できます。また、ピン接合部・ラーメン接合部・トラスト接合部と組み合せると、鉄骨造やRC造のような自由度の高い設計が可能です。
プレセッターSU・プレセッターの金物工法を提供している会社。耐力が求められる接合部にも対応しています。金物取付け作業の短縮化や、強度の安定化が図れます。また、K2耐震LaZo工法で居住しながらのリフォーム工事にも対応できるようになります。
金物工法のデュラージョイントを提供している会社。集成材だけでなく、すぎの製材品にも対応可能です。あごかけ効果を持っているので、引張・せん断・逆せん断の荷重にも耐力を発揮します。また、パネル工法と相性が良く、金物の干渉を避けられるので、施工性がアップします。力を面で受け止める工法で、耐力も高められます。
ウッドテック金物を提供している会社です。ウッドテック金物は国産無垢材に対応しており、無垢材を使用しても強度の高い住宅を建築できます。構造材に無垢材を使用したいというニーズに応えられます。実証実験では杉無垢材に82kNをかけても割れは発生せず、引き抜き強度が高まるため、横の力が加わっても耐力を発揮します。
合理化した工法のP&C-MJシステムを提供する会社です。P&C-MJシステムは、モノコック構造・金物工法・パネル化を組み合わせた工法で、木材接合部の断面欠損をおさえられます。地震や台風に強い住宅建築が可能です。また、金物が露出しないため、施工性がアップ。現場の負担軽減やコスト削減に一役買います。
ウッドワン独自のJWOOD工法は、専用金物を用いた結合で欠損による耐久低下リスクを軽減しています。また、耐震等級3の性能を保証。使用している構造材は十分乾燥させており、ひび割れの発生リスクを軽減。鋼製のピンでつなぐことで接合部が緩みにくく、地震や台風がどの方向から来ても性能を発揮します。
株式会社ウッドワン
(woodone)の
金物について詳しく見る
ランバーテックは構造躯体に特化した会社であり、金物専用工場をショールーム化しているのも特徴です。軸組金物工法は結合部分にすべて金物を使用することで。在来工法よりも耐震性や耐久性を高めています。工場で一括プレカットしてから現場に搬入し、現場での作業がないため工期を短縮することができます。また、ラーメン工法など他の工法との組み合わせも可能です。
ナカムラが行うNK工法は、構造設計からプレカット納材まで一貫したもので、各接合部の断面欠損が少ないことにより高い強度を持ちます。耐震等級も1~3まで自由に選択でき、金物が木材に隠れる仕様となっていることで木造の質感を損ねることもありません。これまでNK工法により住宅だけでなく幼稚園や保育園、教会、店舗、倉庫など多くの実績を持っており、NK工法導入時には構造設計や提案の無償サポートから建て方工事の請け合いにも対応します。
グランデータ株式会社は、一般財団法人日本建築防災協会の「住宅等防災技術評価」を取得したグランデータ・ドラゴン・ウォール工法を展開しています。特徴は、工法専用の金物GDコーナーなどを用いて、「筋交+構造用合板耐力壁仕様」程度の耐力を実現できることです。付帯工事をできるだけ減らしてコストに配慮している点も見逃せません。導入にはGDウォール設計施工者講習の受講が必要です。
岡部株式会社は、木造壁柱工法ピタットベースFrontierを展開しています。同工法の特徴は、高耐力柱脚金物「ピタットベース」を壁柱の両端に取り付けることです。壁倍率相当約10倍(壁柱幅450mmの場合)を期待できるため、大開口の間口を実現できる可能性があります。「ピタットベース」は、柱脚に引張力がかかると断面の狭い部分が伸びて引張の力を吸収する金物です。ピタットベースFrontierの導入には、岡部株式会社支社などへのお問い合わせが必要になります。
ASP工法や金物工法(テックワン)に対応しているプレカット工場です。APS工法の特徴は、耐震強化を図りつつ木造建築の美しさを保てることです。芯部分に埋め込んだアップルピンで木材を接合するためこの特徴が生まれます。例えば、断面欠損を減らして木の強度を保つことや木痩せが起きても接合位置が変わらないことなどで耐震強化を図れます。APS工法は、フランチャイズ工法ではありません。入会金やロイヤルティなどは不要で導入できます。
株式会社テクセルでは、金物工法のTEC-ONE・TWISTECを提供しています。その他さまざまな耐震工事に必要な製品を取り扱っているのが特徴です。
後で交換ができない部分だからこそ、質が良いものを提供したいという思いで一般向け・法人向けに金物工法を広めるための活動を行っています。
株式会社ホームコネクターは、木造建築で木材をいかに美しく、いかに強く、そしていかに簡単に接合できるかを極めた接合技術であるホームコネクター工法を提案しています。異種素材の結合ができるため、さまざまな建物の使用可能な工法です。
株式会社マルオカは、住まいづくりのパートナーとして幅広いサービスを提供しています。ピン工法やハイブリッド金物工法に関する相談は専門スタッフが対応しており、さまざまなアドバイスが受けられます。
ラミネート・ラボ株式会社は、集成材の設計から製造・施工まで対応している会社です。プレカットでは金物工法のほかにJWOOD工法、パネル工法などについても相談できます。各種サポートなども充実しているのが魅力です。
ジブンハウスマテリアル株式会社は、在来工法や複数メーカー対応のほか、カッチン工法、APS工法によるプレカットを提案可能です。工法については希望や予算に合わせて相談ができ、チャットによるリアルタイムのサポートが用意されています。
株式会社アップルピンシステムズで対応しているは、APS工法です。在来工法の欠点を補い、デザイン性も高めました。さらに、耐震性や耐久性、エコなども期待できる工法です。輸送コスト減やCO2削減などにも繋がります。
シンホリではHSZ金物工法・HSS金物工法・TEC-ONE ・TEC-ONE P2・KURE-TEC ・KS構法と6つの金物工法と、APS工法、テクノストラクチャー工法などの耐震工法に対応しています。
ホームクリニックではSE金物を用いた耐震工法を採用しています。その他ツーバイフォー工法も選択可能で、オール電化外断熱工法など省エネ性能の高い家づくりにも対応可能です。
永大では接合金物としてHSS金物を用いた耐震工法を得意としています。HSS金物を使用すると断面欠損が少なく、万が一の地震の際にも接合部のずれが抑えられるため安全性が向上します。
マツシマ林工株式会社では、SSマルチ(ナットレス金物工法)などの金物工法について相談が可能です。金物の種類が少ないため、在庫コストを削減できるのが特徴で、さまざまな形で組み合わせることにより多くの材成に適用できます。
山西は販売事業や生産事業のほか、支援事業などにも取り組んでいる会社です。複数の工法の良いところを集めたハイブリッド工法であるプロウッド・スタンダード工法では、従来の木造構造と比較して高い構造強度を持っています。
篠原商店はナットレス金物工法のほか、複数の金物工法に対応している会社です。プレカット事業にも非常に力を入れていることもあり、さまざまな相談ができます。直接工場の見学も可能となっており、自分の目で見て判断したい方に向いているでしょう。
木造建築を対象とする接合金物工法「KES構法」を提供しています。同構法の特徴は、オリジナル金物を用いて強度と施工性を高めていることです。木質耐火部材を開発するなど優れた技術力を有している点も見逃せません。
オリジナル金物を用いた「JSメタル工法」を提供しています。特徴は、ドリフトピンを打つだけで木材を接合できるようになることです。施工時間を短縮する、建物の強度を高めるなどを期待できます。
オリジナル接合金物「HARATECH21」などを用いたハラテック工法を展開しています。「HARATECH21」の特徴は、引き寄せ金具で締め付けて部材同士を密着・緊結させることです。株式会社原工務店は「HARATECH21」を事業者へ販売しています。
さんもく工業株式会社では、プレセッターやHSS金物、SSマルチ金物などに対応しています。あらかじめ工場で金物を取り付けたうえで出荷してもらうこともできます。さらに、羽柄・パネル加工についても相談も可能です。
株式会社 一関技建は福岡県那珂川市にある設計事務所です。基礎部分にもこだわった非常にデザイン性の高い注文住宅に対応している一級建築士事務所でもあります。地震に強い家作りに役立つHSS金物工法を取り扱っている会社です。
株式会社みうらは、工場を3つ構える会社であり、クレテックP3、ハラテック21、テクノストラクチャーといった3種類の金物工法に対応しています。また、在来工法プレカットや羽柄プレカット、断熱材プレカットについても幅広く相談可能です。
株式会社スカイはテックワン、テックワンP3 PLUS、STROOG、プレセッター SU、プレセッター/プレセッタータイプM、スクリュービーム、スカイジョイントAの7つの金物工法に対応しています。
株式会社スクリムテックジャパンでは、ホームコネクターという木材工法を扱っています。一般社団法人日本建築センターにおいて、評定所の取得も行なっている技術です。耐錆性・耐腐食性・高い耐久力に優れています。
株式会社サトウは、耐震制震壁オメガシステムという製品を扱っています。耐震と制震の2つの機能を併せ持つ耐震システムです。耐震シミュレーションソフト「wallstat」の対応認定製品となっており、PC上で制震効果を簡単に確認できます。
コボットは金物による耐震補強を叶えるコボットシステムを提供する会社です。適材適所に組み合わせて耐震補強をし、木の家本来の柔構造を生かしながら、建物全体の剛性バランスを高めるシステムとして、木造住宅に適している工法です。全国各地で採用実績があり、高いレベルの耐震性能が得られます。
山菱工業は、ツーバイフォー工法の発展に役立つオリジナル金物を自社生産しています。オリジナル金物はお客様のニーズに合わせて一から作り上げ、高い精度の金物を提供。設計・試作・強度試験までを提案する高い技術力や企画力をもつ会社です。
フロッキン®金物構法を提供しているダイドーハント。木材に優しい金物でありながも、高い耐震性が期待できます。フロッキン®金物構法は、ピンを打ち込むだけの簡単施工が特徴です。現場で取り付けながら上棟が可能ですが、状況に応じてプレカット工場で金物を取り付けて出荷することもできます。
石垣瓦工業では、次世代木造軸組工法(金物工法)に取り組んでいます。従来の木造軸組工法を基に、より耐震性や耐久性が高い家づくりを行うために取り入れた工法です。金物を使用することで仕口を簡素化でき、より頑丈な家が叶えられます。
全国規模で注文住宅を手掛けているダイワハウスでは、工業用住宅の技術を応用したグランウッド構法で耐震性の高い家づくりを叶えています。オリジナル金物の種類が多く、家それぞれに合わせた金物を選定・使用しています。
カバヤホームは、金物工法で耐震性だけでなく遮音性の高い家を提供しています。オリジナル金物を使用し、家それぞれに合う金物を採用。さらに木にもこだわり、木造の美しさを損なわないような金物工法が特徴です。
タクトホームは、I.D.S工法で地震に強い家を提供しています。家族にとっての「いいな」をカタチにするブランド「グランファーレ」でお客様だけの暮らしを提案。強く耐え抜く家で、不安のない生活を守ります。
栗山百造では、木造建築に必要な金物を製造・販売しています。フロッキン金物構法では、地震に強く粘り強い家づくりが可能です。6種類だけのシンプルな金物で、扱いやすくコストカットも叶えられるでしょう。
山北木材加工協同組合は、新潟県材を基本として、プレカット加工・木材販売・CAD入力などのサービスを提供しています。日本で受け継がれてきた木造建築の技を、コンピュータと機械加工技術で継承。より質の良い製品をスピーディーに届けます。
ナイスプレカット株式会社が提案する工法は、パワービルド工法です。メタルジョイント方式による新・木造軸組工法で、高強度の「炭素鋼鋳鋼」で接合部をつなぎます。ノンボルトを叶えるロストワックス製法による一体成形型の金物で、強固な接合部を叶えてくれるのが特徴です。
SMB建材株式会社が提供するのは、サミットSJ工法です。エンジニアードウッドを使用した、柱や梁といった主要部材を構造用の金物で接合する工法で、接合部耐力の明確化・自由度が高い空間・施工性の向上・多彩な構造意匠を叶えてくれます。
ポラス株式会社は、オリジナル金物を使用した金物工法の提案が可能です。PSコネクター(梁接合金物B・ロック、柱接合金物P・ロック)は自社で研究・開発を行っており、その他にもオリジナルの構造技術を取り揃えています。
株式会社LIXIL住宅研究所は株式会社LIXILを親会社とする建設会社です。ライフスタイルに合わせた3つのプランを販売し、耐震性能を高めるために構造体と床を一体化させた「剛床工法」を採用しています。
株式会社ちゅらきやは、沖縄県島尻郡与那原町を拠点に沖縄本島南部エリアで木造住宅の販売・施工を行っている会社です。住宅の施工時に独自に開発した金物と2つの工法を組み合わせて堅牢性を高める「ちゅらきや式ハイブリッド工法」が選べます。
ウッドステーション株式会社は、構造材・面材・間柱・断熱材・サッシを組み上げて一体化させた「木造大型パネル」を提供している会社です。あらゆる会社に開かれたオープンファクトリーとして、受注から配送までを一元化しています。
イー・フレス株式会社は、伝統的な木造軸組工法に先進技術を取り入れた「NEO-BASICⅢ・Ⅳ」を提供しています。耐風性や耐震性を高め、沖縄エリアでの暮らしに適した木の家づくりを得意としています。
ウッドリンク株式会社では、軸組併用パネル工法「プレウォール工法」と、ドリフトピンにより在来工法の約1.5倍強度を高められる金物工法を木造軸組工法に組み合わせた「ハイブリッド工法」を提供しています。
株式会社アースティックは、九州・沖縄エリアを中心にオーナーそれぞれのライフスタイルに適したパッシブデザインに、構造用集成材と耐震性能を高める「耐震構法SE構法」を取り入れた家造りを推奨しています。
三和建設株式会社は、栃木県内を中心に住まいを提供する建設会社です。家づくりにはロケット金物を使用した「新ロケット工法」を採用。伝統的な木造住宅の良さを維持しながらも、地震に強い堅牢性をプラスしています。
株式会社建築工房市川は、木造の家を長く使うための高強度・高耐久・耐火性を備えた家づくりを行っています。耐力壁と建物倒壊防止壁をダブルで搭載したロケット工法T仕様を採用し、自社設計でオーナーの理想を叶えます。
株式会社空間建築工房は、SE構法の正規登録施工店として、耐震構法SE構法を提供する一級建築士事務所です。構造計算・供給管理・施工・構造保証までを一貫して行い、自社施工による住まいを提供しています。
先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。