ここでは、株式会社ホームコネクターが展開しているホームコネクター工法について、特徴や使用する金物などを紹介します。
ホームコネクター工法とは、木造建築で木材をいかに美しく、いかに強く、そしていかに簡単に接合できるかを極めた接合技術です。接合するべき木材にはドリルで穴を開けます。さらに中空式のボルトに似た金物を挿入し、木材とホームコネクターの間の隙間を接着剤で充填します。その結果、木材同士がガタつくことなく接合できるのが特徴です。
ホームコネクターは木材内部に収納されてしまうため、金物の露出は一切ありません。意匠を損なうことがない、という点が大きなポイントです。
ホームコネクター工法を利用すると、木材同士の接合だけでなく木材とコンクリート、木材と鉄骨など違う種類の素材であっても結合できます。そのため、建築工事においてはさまざまな範囲の接合に応用可能です。
さらにT型とS型の2タイプがあり、2種類のロッドによって木造建築のほとんどすべての継ぎ手や仕口がカバーできます。
以下が、ホームコネクター工法の特徴です。
以上の特徴から、見た目は美しく、強度は高く、そして誰でも簡単に使用できる工法であることがわかります。
新築住宅着工の減少、大工の職人不足、施主が求めるニーズの細分化など、今後の住宅業界は激しい市場変化が予測されます。このような市場変化に柔軟に対応し、淘汰される時代を生き抜くには他社と差別化を図り、自社が「どのような戦略をとっていくのか」を明確化させることが重要です。そこで、各金物メーカーが提供している金物を使用し、どんな付加価値を顧客に提供できるのか調査!おすすめの金物メーカーをご紹介します。
株式会社ホームコネクターは、木材接合金物であるホームコネクターを始めとして、その他関連商品の販売を行っている会社です。その他の事業内容としては、建築技術の研究・開発も行っています。
販売している関連商品は以下の通りです。
株式会社ホームコネクターでは、ホームコネクターの販売のみを行っています。施工は行っておらず、一般の大工さんが事前研修を行ってから現場に入る、という流れの施工を基本としています。
まずは株式会社ホームコネクターへ問い合わせを行ってから購入・施工という流れで導入するのが一般的です。
責任施工の希望があれば、提携先の業者の紹介も行っています。そもそも特別な技術は必要としていないため、一般の大工さんであれば特に問題なく施工が可能です。
初めてホームコネクター工法に取り組む場合には、研修キットを用意しています。筋違モデルを作製して接着工法を修得する、というシステムです。研修キットは注入ガンやコネクター、さらに1回分の現場指導費を込みとして、110,000円(税込)で販売しています。
先細りしていく住宅市場において、工務店・住宅会社が利益を確保するためには、何を武器に自社の強みを打ち出していくのか、他社とどう差別化していくのかを明確にし、施主にアピールすることが重要です。ここでは、工務店が加盟できる耐震性に優れた工法を提供している会社の中から、加盟店数が多かった支持されている3社を紹介します。